2018.11.18
今年も残りは一か月半。
今年は8月に大雪山系では雪が降り、早く雪が降り始めるのではないかと思っていましたが、
平年から比べると初雪さえまだ。
この時期になってくると頭を悩ませるのは忘年会の景品と年賀状をどうするか。
2015年(申年):サルの格好でゆっくり温泉に浸かっているところ
2016年(酉年):トリの格好でバンジージャンプ
2017年(戌年):スタッフ全員でイヌに仮装
来年は北海道では馴染みのないイノシシ。
三年連続で行っていると周りからも期待されるようになっている。
その期待は裏切りたくないが…悩ましい。
2018.10.26
平成30年10月20日、21日に行われた「訪問リハビリテーション実務者研修」に参加してきました。これは年に1回北海道全域の主として訪問リハビリテーションの従事者を対象とする研修で、今年で10回目の開催となりました。(実は開催当初からこの研修の企画や準備を行ってきているのですが、10年も経過していたとは!本人たちがびっくりしています)今回は当日の役割はなく、一参加者として久しぶりにじっくりと講義やシンポジウムを聞くことができました。
一日目は、訪問リハと医師との連携が主なテーマで、日頃からお世話になっている静明館診療所の大友宣医師の講義とグループワークがありました。訪問リハビリは、私たちのような訪問看護ステーションから訪問を行う場合と、医療機関や老健から訪問を行う場合があります。どちらの場合も、自分たちの所属する病院以外の医師とはなかなか直接連絡をできない状況であることがわかりました。そう思うと、報告書を持って訪ねていくと時間をとって利用者さんのお話を聞いてくださる先生や、電話やメールなどのツールを使用して日々情報を共有することのできる訪問診療の先生方のご対応には感謝感謝の一言です。どの利用者様に関しても、主治医へは毎月書面で報告を行っており、緊急時には病院の窓口を通じ連絡をとらせていただいていますが、これからは大友先生に教えていただいたコツや、グループワークで話し合われた工夫などを駆使して、医師との連携に努めていきたいと感じました。
二日目は、循環器疾患を持つケースの理解と病院と訪問との連携がテーマでした。講義の中で話題になった「心不全パンデミック」という言葉が印象的でした。心不全を抱えた高齢者がこれからも増加し続け、入院や外来でのリハビリテーションに期限がある以上、在宅には心不全を抱えた高齢者でいっぱいになると予測されているそうです。
もちろん、その方々の受け皿の一つは訪問看護であり訪問リハビリになります。
これは心不全などの循環器疾患に限ったことではありませんが、訪問看護やリハビリは病気そのものを治したり、24時間にわたり薬や食事や運動を管理することはできません。利用者さんや家族と相談しながら、病気や障害とうまくつきあって、いかに日常の生活をスムーズに、苦痛なく、楽しく過ごすことができるかが大事です。
そのことを頭に置きながら、それぞれの医療機関ときちんと連携をとり、専門的な情報を把握した上で、一人一人の希望に添った在宅での生活を支援していくことが必要だと改めて感じました。
研修では、札幌市外からお越しの方やまだ訪問を始めて間もない方などいろいろな方とお話をしました。場所や環境が違えば、それぞれ抱えている問題も様々だなあと思う一方で、訪問リハを始めたころは、札幌にも十数人しか従事者がいなかった頃のことを思い出し、良い時代になったなあ(しかし歳をとったものだなあ)としみじみ感じた二日間でした。明日からまた、現場で頑張ろうと少し元気になりました。
参加したみなさん、お疲れ様でした!
2018.10.24
つぼみでは毎月、テーマを決めて勉強会を行っていますが、今回は「最新の福祉用具を知ろう!」ということで、いつもお世話になっているマルベリーさんの協力を得て、福祉用具の体験会をしました。持ってきていただいたものは、在宅の場面でよく使用する車いすや歩行器、ポータブルトイレなど馴染みのあるものでしたが、「最新の!」というだけあり、AI機能が搭載されたものでした。介助者が操作しやすい車いすや斜面やでこぼこ道での危険を察知して動きを制御したり、転倒の際には大きな音で周囲に知らせる機能の付いた歩行器などは、ご利用者様にもお勧めできそうです。中でも、私が気になったのは。「折り畳み可能な面手すり(椅子付きの立ち上がり介助バー)です。これはありそうでなかった代物で、玄関での靴の着脱だけでなく、室内でも手すりを付けられない空間で活用できそうです。
もう一つは、用を足したあとに電動で排せつ物を密封して処理できる「家具調トイレセレクトR 自動ラップ」というポータブルトイレです。これは実際の利用者様のお宅に導入したことがありますが、居間やベッドサイドにポータブルトイレを設置していても匂いがほとんど気にならないという利点があります。通常のポータブルトイレよりはお値段が張ることと、処理のための袋や消臭剤などのランニングコストがかかることが条件としてはありますが、なかなかの優れものだと思います。
医療や介護の世界は、治療や技術など日進月歩で変化していきます。訪問看護や訪問リハビリに伺う私たちも、福祉用具の専門家である業者さんやコーディネイトするケアマネジャーさんらと適時情報交換を行いながら、皆様の役に立つ、適切な道具やサービスを提供できるように日々研鑽を続けていきたいと感じました。
お忙しい中、重い荷物を運んで勉強会にご協力頂いたマルベリーのご担当者の方々、ありがとうございました。
2018.10.09
今年の自分に課したミッションを終えることができず、
残り3ヵ月弱でどう達成すべきなのか、時間との勝負となってきています。
9月にはクリアできていたはずなのに。
何事も前もって、余裕をもって取り組んでおく必要をヒシヒシと感じています。
そんな中でもちょっとした合間を掻い潜り、コード・ブルーを観てきました。
張りつめている気持ちから解放される時間も必要です。
自分も医療人として日々、利用者さんとどう向き合うべきなのかと
自問自答しながら格闘し、答えの出ない旅をしているように思います。
脳死判定を受けた子供の親の話も出ていましたが、
臓器ドナーを決断するのかしないのか、
そんな時にそばにいたらどんな言葉が妥当なのだろうか。
気の利いたことを話してあげたいと思いますが、
額面通りの言葉ではなく、内から湧いてくる生の言葉の方が相手には響くのではないのかなと思います。
感じる心、寄り添う気持ち、言葉で言うと簡単ですが、
実践するとなると難しい。
しかも、相手に伝えて実践してもらうとなると更に難しい。
でも、自分が年老いた時に、弱っている時にそばにいてもらいたいと思うそんな人を増やしていきたいものです。
2018.10.08
9月6日の大地震からブラックアウトで大きく予定が狂ってしまい、
9月は事務所に皆勤賞!
仕事人間から早く脱却したいのに、色々な事情でそうもさせてもらえません。
今年からスタッフは一週間のリフレッシュ休暇。
来年こそは自分もリフレッシュしてやるぞ!と強い気持ちでいます。
時間がとれず、高校の同窓会参加も断ってしまいましたが、
みんな写真をあげてくれるので懐かしい顔ぶれが沢山です。
そんな中で観た映画が”SUNNY”でした。
ガングロ、ルーズソックス…そんな時代が高校生。
ちょうどそこに青春時代がありました。