つぼみではスタッフ全員で毎月勉強会を行っていますが、
今回は感染対策として、”排泄物・嘔吐物の処理の仕方”の実習を行いました。
看護師は知識も経験もありますが、リハスタッフは基本的な知識は持っているものの、
普段あまり行うことがない場面です。
記憶をたどって、相談しながら何とか行いました。
まずは嘔吐物に見立てて、豆腐を床に落とします。
床が汚れないようにビニールシートや新聞を敷き詰めましたが
意外と遠くまで飛び散っていることにも気付かされました。
使う物品は事前に用意してあったので、
その中から選んで、割とスムーズに行うことができましたが、
実際の場面では嘔吐などして体調の悪い利用者さんが目の前にいる中、
使う物品がどこにあるのかもわからない状況から対応が始まります。
適切な方法で、迅速かつ確実に行うことが求められる作業です。
作業の手順を「えーっとどうだったかな?」などと思い出しながら行っていては、
対応するのが難しいなと実感しました。
災害対策などもそうですが、
日頃の準備や定期的な振り返りが改めて必要と感じました。