1月13日と言えば(昔は1月15日でしたが)成人式でした。札幌では1万8千人の新成人が、二十歳の門出をお祝いしたそうです。
私は一足早く、1月11日(土)に「特定非営利法人 札幌肢体不自由児者父母の会」主催の第20回成人式に参列してきました。中学生のころから訪問リハビリでお付き合いのある「伊藤和輝君」が成人を迎えるので、私もお祝いの仲間に入れていただきました。式には6人の新成人とそのご両親ほかご家族の方々や、卒業した学校の先生方、通所や居宅で利用しているサービスの関係者、上田札幌市長をはじめ多くのご来賓の方々、などなど、本当にたくさんの方がハンディキャップを持ちながらも、大きく成長した新成人とそのご家族の方々を心からお祝する、素敵な式典でした。
ご来賓の札幌市身体障害者福祉協会会長 浅香 博文さんのお祝いの言葉に感銘をうけました。
「障害があっても、なくても、人は支え・支えられ生きている。支えられることは決して恥ずかしいことではない。支えてもらったら、ありがとうという気持ちをもって、今度は誰かを支えてあげられたらいいんだ」20歳を迎えた若者たちだけでなく、小さいお子さんも、お年寄りも、私たちもみんなにあてはまることだなあとしみじみ感じました。
ハンディキャップがあったって、みんなが20歳になったことで、ご両親やご姉妹はもちろん、ほんの一部分のお手伝いをしている私たちまで、「ああ本当に良かったな、幸せだな」と暖かい気持ちと、「よーしまた明日からも頑張ろう」という気持になっているのです。私も和輝くんはじめ、みんなに支えられて生きているのです。
写真は、サプライズゲストの「BB」です。
上手にピアノ演奏し、選手のものまねクイズをし、車椅子を上手に介助するBBにも感心しました。さすがスター☆だね。私もなにか、かくし芸を身につけないと。